お客様にガスを安全にご利用いただくための法定点検などを行っています。ガス営業と聞くと、機器販売のイメージが強いかもしれませんが、実際はガスの保守・管理の仕事が多くを占めています。点検でお伺いした際に、ガス機器をはじめ、お家のいろいろな困りごとをご相談いただくこともよくあります。
　もともとは営業サポートとして、お客様のご自宅を訪問し、お家の困りごとを聞き取り、営業担当につなぐ仕事をしていました。「ガスコンロの調子が悪い」「給湯器から異音がする」などのお悩みをお伺いする中で、ガス機器の構造を理解できていないため、その場でお客様の質問に答えられない自分を悔しく思い、営業担当に頼るだけでなく、自分で対応できるようになりたいと思うようになりました。
　そのためには、ガス機器についての知識はもちろん、自分で機器の取り付けや修理もできるようになった方がいいと判断し、上長に液化石油ガス設備士の資格を取りたいと申し出ました。はじめて自分で修理をした時、そして、取替が必要かの判断から新しい機器の提案・契約・設置工事までを行った時、大きな達成感がありました。
　次に、法定点検をひとりで行えるようになることを目標としました。営業担当に同行して業務を学び、昨年からは営業サポートではなく、ガスの営業担当として、自分の担当地区を受け持つようになりました。